インターネット・カフェなる産業など、すぐになくなってしまうと思っていた。自宅で気楽に、簡単にインターネットが使えるのだ。
ところが実際は全く逆であるばかりか、その店舗に依存して生命を維持しているという人までいるという。
インターネット・カフェ難民と呼ばれる若者たちである。
一日だけのアルバイトや、中には時給400円(法的にアウトではないか?)のバイトのため、収入が安定せず、家賃が払えないため、二十四時間営業のインターネット・カフェやファースト・フード店で寝泊まりしているというのだ。
時々ファミレスで徹夜明けなのか、眠たそうにしている若者たちがいるが、それが常態化しているというのだ。
若いなぁ、で済めばいい。だが、すでにそうした難民が万引きなど犯罪に手を染める例が出始めている。若さを感心するだけではすまされない。
彼らの自己責任なのか。
日雇いでアルバイトを募集して、彼らの労働力を端した金で搾取していないか。それがデフレ・インスパイラルの果てに生まれた、一つ覚え安売り文化だとしたら?
若者が貧困化しているのだろうか? 若者だけが? 彼らが若者と呼ばない年齢になった時には?
年金制度維持の責任を、まだ産声を上げたばかりの連中に全てなすり付けるのは、いささか大人げないんじゃないか。
いつから子供をあやす一方で、彼らに希望や未来を語るのではなく、給与からの天引き事項を説明するようになったのだ。それがまさか大人のすることなのか。我々大人が頼りにするのは、アメリカ様だけにしておかないか?
正社員採用されない若者が怠け者なのか。彼らを安いバイト代でこき使う我々がケチなのか。
また曲がり角じゃないか?
【怒りの矛先の最新記事】


